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素材を活かすこと。それが津乃吉の信念です。おいしい素材を、おいしいまま提供することですべての人が幸せになれると思うからです。だからこそ手間を惜しまず、すべての素材をムダなく使い切ります。生産者の想いを台無しにしてはいけない。生活者の願いを叶えてあげたい。私は、その架け橋となってすばらしい食を提供し続けたいと思います。
保存のための佃煮はつくりません。素材を感じていただけるように、旨味を十分に引き出した佃煮を提供します。
津乃吉の物造りは"だし"を取るところから始まります。目指したのは子供達の朝ごはんに合う一品。母親が子供達の健やかな成長を願い、一日のスタートにふさわしいバランスの取れた朝ごはん。その為には、余分な物を使わず、成長に必要なカルシウム、ミネラル、食物繊維の豊富な食べ物。その一品に選ばれるよう心をくだき、出来上がったのが私たちの佃煮です。そして、これからの時代を見据え、老後を健やかに過ごす為の食べ物は、子供達の朝ごはんと同じ理念の食べ物であると気づきました。日本の伝統的食文化"だし"の文化とごはん食。私たちはこの二つを融合し古くて新しい食文化の発信をしていきたいと願っております。
130年間。津乃吉の前身は、おいしいお米をみなさんに提供するお店を生業としていました。佃煮を始めたのは、そのごはんに合うおかずをつくりたいと思ったのがきっかけでした。お子様から大人まで、みんなに健康に食べていただきたい。私が提案するのはごはんを美味しく食べられる食です。
有機農産物を食べる。朝食をしっかり食べる。化学調味料を使わない。私が気づいたのは、やはり昔から言われている食生活でした。食をつくることは、その文化もつくること。私は強くそう思います。
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